ボトルフラワーに関する5つの質問と答え
ボトルフラワーって何?プリザーブドフラワーとどう違うの?
特に気になる5つの質問に答えます。
気になる!5つの質問
1.ボトルフラワーって何?
ボトルフラワーは、ドライフラワーです。
園芸用シリカゲルで生花をナチュラルに乾燥させたものをそのままボトルに閉じ込めたものをいいます。
最大の特徴は、それぞれの花が持つ色合いや風合い、グラデーションがほぼそのまま美しく残るということ、そしてボトルの中に密封することで5~10年もしくはそれ以上美しさを保ったまま楽しめるということです。
2.プリザーブドフラワーとどう違うの?
表にまとめてみました!
ボトルフラワー | プリザーブドフラワー | |
製法 | 強制乾燥(ドライ加工) | 脱色してから、着色をする |
色合い | 元の花の色合い、風合い、グラデーションが ほぼそのまま保存される。 | 元の花の色は残らないが、きれいに着色されているため色がはっきりしている。 |
質感 | ドライフラワーなので触るとパリパリしている。 つまんだり、はじいたりすると割れてしまう。 | 柔らかく、加工に向いている。花を広げたりつまんだりしても大丈夫。 |
保存期間 | 5~10年、半永久的にもつと言われることもある。 | 保存状態により1~5年ほど。 |
お手入れ方法 | ボトルに入っているためボトルを拭く程度。 | ケースに入ったままならケースを拭く程度。 出してしまっていると埃をかぶり傷みやすいのでドライヤーの冷風などで埃を払う。 |
入手方法 | まだまだ普及していないためネット販売が多い。 | 全国どこでも入手しやすい。 |
弱点 | 割れやすいためアレンジ加工が難しい。 乾燥が難しい花、色が変色してしまう花もある。 | 花本来の色合いが残せない。 湿気に弱いため保管状況によってはカビてしまう。 |
3.ボトルフラワーのメリットは?
⇒ボトルフラワーは乾燥させたお花をボトルの中に完全に密封するため、湿度の影響をほとんど受けません。そのため、花本来の色合いや風合い、グラデーションをとても長い期間そのままの美しさで楽しむことが出来ます。
⇒大切な記念のお花をほぼそのままドライ加工をして残すことが出来ます。これはプリザでは実現できない大きな特徴の1つです。花束でなくても、一輪でも可能です。
⇒実は輸送に向いています。固定し、密封してしまえば少しの揺れでは崩れません。
もちろん、天地無用、ワレモノ、上に物を載せないなど丁寧に扱うことが大前提ですね。
4.ボトルフラワーのデメリットは?
⇒ドライ保存できない花がある。葉や茎も難しい。というのがデメリットの1つです。
花の種類によって完全に乾燥できなかったり、色が変色してしまい花のお化けのようになってしまうということもあります。
今後、花による向き不向きをまとめた記事も書いていきます。
⇒アーティフィシャルフラワー(造花)との相性があまりよくないため、アレンジの幅がプリザほどないというのが課題です。
花があまりにリアルなため人工のものと一緒に入れてしまうと、造花がより人工的に見えてしまいます。
5.ボトルフラワーの保存可能な期間は?
直射日光を避けて保管していただければ、5~10年以上保存することが可能です。
実際、20年以上美しいまま保存できているという方もいらっしゃいます。
密封してあるため、外的環境を受けにくくともすると半永久的にそのままの美しさをキープできるようです。(母が立証したわけではないのでここは控えめに・・)
いかがでしたでしょうか?
ボトルフラワーも、プリザーブドフラワーもどちらも素敵ですよね★
このブログでは、主にボトルフラワーについて共有していく予定です。
記事を書く際、少し参考にさせていただいた日本ボトルフラワー協会さんの
HPのリンクを勝手に貼らせていただきました。ご興味のある方はどうぞ♪